出会い頭事故データ
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おそろしい「出会い頭の事故」のデータ
出会い頭事故の実態
平成18年、『出会い頭事故』の死傷事故件数は233,177件、全死傷事故件数の約26%で追突事故に次いで多い事故(図1参照)ですが、こと死亡・重傷事故件数ですと追突事故を抜き17,797件で26%と死亡・重傷に最も近い危険な事故になります。(図2参照)
事故発生状況をみると、出会い頭事故の約7割(165,469件)は信号機のない交差点とその付近で発生しています。(図3参照)《*茨城県内のデータでは信号機のない交差点が約7割、信号機のある交差点が約2割、人家や駐車場の出口が残り1割です》
この内の約3/4は市街地の交差点や人家や駐車場の出口で発生しており、その約9割は中規模以下の交差点で発生しているデータが出ています。
さらにこの7割の道路環境による原因は「建物や塀等による見通し不良」になります。(図5参照)
また事故の当事者を整理すると、自動車同士の40%に続いて自動車×自転車が36.8%と事故当事者ビッグ2となっています。
資料提供/公益財団法人 交通事故総合分析センター《ITARDA》
以上の内容から、出会い頭事故の効果的な防止には市街地の中規模以下の信号のない交差点や人家と駐車場の出口で、建物や塀等による見通し不良への対策が必要です。